お金がない前提で考えた、現実的な結論まとめ
DDR4・DDR5のメモリ価格が高いまま落ち着かない中で、
PCを組みたいけれど予算には限りがある、という人は多いと思います。
自分もその一人です。
正直に言えば、
同じCPUでDDR4とDDR5を何セットも用意して、
完全に同条件で何十時間も検証できるほどの余裕はありません。だからこそ、
実際に世の中に出ている検証結果を大量に見て、
その中から共通して見える現実的なラインを拾う
という方法を取りました。
この記事は、その結果をまとめたものです。
先に結論だけ書くと
- DDR5の方がFPSは確かに高い
- ただし差は だいたい7〜10%前後
- DDR4-3600でも 240Hzクラスの競技環境は十分成立
つまり、
「DDR4だから致命的に遅い」ということはない
というのが、
多くの実測データを見た上での正直な結論です。
前提:Core i9-13900K / Z690・Z790環境、フルHD(1920×1080)、競技設定(低~中設定)、GPUはRTX 3080~4070クラス以上を想定。
数値は単一検証の断定ではなく、複数の実測例から「よく見かけるレンジの中心」をまとめた目安です。
| ゲームタイトル | DDR4-3600 平均FPS |
DDR5-5600 平均FPS |
差分 | 差率 |
|---|---|---|---|---|
| Apex Legends | 約 320 | 約 345 | +25 | +7〜8% 僅差 |
| Fortnite | 約 295 | 約 325 | +30 | +9〜10% 差が出やすい |
| Valorant | 約 610 | 約 670 | +60 | +9〜10% 差が出やすい |
| Counter-Strike 2 | 約 430 | 約 465 | +35 | +8% 僅差 |
| Rainbow Six Siege | 約 520 | 約 565 | +45 | +8〜9% 僅差 |
| ゲームタイトル | DDR4-3600 1% Low |
DDR5-5600 1% Low |
差分 | 体感への影響 |
|---|---|---|---|---|
| Apex Legends | 約 210 | 約 235 | +25 | 底上げはあるが、十分高水準 |
| Fortnite | 約 185 | 約 210 | +25 | 落ち込みにくさはDDR5が有利 |
| Valorant | 約 380 | 約 430 | +50 | 高Hz環境だと差を感じやすい |
| Counter-Strike 2 | 約 290 | 約 315 | +25 | 比較すれば分かる程度 |
ぶっちゃけ、同条件でPCを何台も用意して検証できるほどの予算はありません。
なのでこの表は、世の中に出ている複数の実測データを見比べて「よく見かける数字の中心」を拾ってまとめたものです。
構成(GPU/冷却/BIOS/常駐ソフト)で数字は前後します。購入前の最終判断は最新の実測レビューも確認してください。
なぜ「競技設定」で比べたのか
今回あえて、
- フルHD
- 低〜中設定(競技設定)
という条件にしています。
理由は単純で、
この条件が一番、CPUとメモリの差が出やすいから です。
ここで差が小さければ、
- 高設定
- WQHDや4K
では、差はさらに小さくなります。
一番厳しい条件で見ておく方が、
あとから「思ってたのと違う」となりにくい、
そう考えました。
FPSの数値はどうやって決めたのか
正直に書きます。
このFPS表は、
自分でベンチを回して出した数字ではありません。
- 海外レビューサイト
- 実ゲームでFPSを表示している検証動画
- DDR4 / DDR5を切り替えて比較している記事
こういったものを片っ端から見て、
- 条件が明らかに違うものは除外
- 極端に高い・低い数字は参考程度
- 多くの検証で「この辺に集まっている」数値帯
を拾い、
一番よく見かける真ん中あたり を表にしています。
言い換えると、
「盛った数字」ではなく「一番現実的な数字」
です。
実際、体感はどうなのか
ここが一番大事なところです。
数字だけを見るとDDR5は確かに強そうですが、
プレイしていて劇的に変わるかと言われると、そうでもない
というのが、多くの検証から見える実情です。
それでも差がこの程度に収まる理由
理由はわりと単純です。
その結果、
- DDR5 → 数字は伸びる
- DDR4 → 思ったより粘る
という関係になります。
お金がない人の視点で考えると
ここはかなり大事だと思っています。
もし予算に余裕があるなら、
DDR5を選ぶのは全然アリです。
ただ、
- メモリが高い
- マザーボードも高い
- それで差は1割未満
となると、
そのお金、GPUや冷却に回した方が
体感は確実に良くなる
というケースも多いです。
だから、
- Zシリーズマザーボード
- Core i9-13900K
- DDR4-3600
という構成は、
「妥協」ではなく「現実的な選択」 だと思っています。
まとめ
お金をかけて完璧な検証はできなくても、
世の中にある実測データを丁寧に見ていけば、
だいたいの落としどころは見えてきます。
その結果として言えるのは、
- DDR5は確かに速い
- でもDDR4が使い物にならないわけではない
- 特に競技FPSでは差は意外と小さい
ということです。
限られた予算の中でPCを組むなら、
数字だけでなく、体感とコストのバランスを見る。
それが一番後悔しにくい選び方だと思います。


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